久しぶりにプロフェッショナルを見た。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/090203/index.html
見逃した方は、
来週 火曜日 午前1:00~1:44 (月曜深夜)
再放送がありますので、そちらをどうぞ^^
家族が森林組合に関係のある仕事な関係なので、
「森林再生」 森に生きる、山に教わる
というタイトルは、
ある意味私にとって、全く無縁の世界ではなさそうだ・・・
もしかして、この人は和歌山の人か!?
な~んて思いながら見始めました。
京都府日吉町 の方だった。
独自のやり方で模索を繰り返し、
生まれ育ったところの荒廃した山を、
奇跡的にも、15年間で
70%(80%だったかもしれません><) 再生させたそう・・・。
まず一番最初に、私がうなったところは、
山に作業をするための道を造ることから始めたそうだが、
どこにつくるか、山の声を聞かずに作って
なんども土砂崩れにあい、
莫大な補修費をたたきだして失敗したのだそうだ。
そのたびに、現場に向かい、なにがどう悪かったのか?
との試行錯誤を、繰り返しをしたらしい。
それによって、
土砂崩れしやすい水の通り道は避けて
作業道をつくらないといけないことが分かるようになった。
でも、それまでは、なんども痛い思いをした。
・・・と。
「痛い思いをしないと、いいものは作れない。
どれだけたくさん痛い思いをしたか、ですよ。」
・・・という、湯浅さんの台詞。
・・・やはり・・・ 本当に 「すごい人」 というのは、
誰かに教わったことをするのではなく、
失敗を繰り返し、痛い思いをしながら、
その中でもあきらめず、
どこにも手本やマニュアルもない中で、
模索し、試行錯誤をしながら、
暗闇の中から自分の道を切り開き、進み
そして、結果はでるべくしてでてきたのだな・・・
と再び実感しました。
最近、そういう人の本を読んだり、
話を聞くことが多い・・・。
ということは、私も、暗闇の中でも、
決してあきらめず、
模索し、試行錯誤して、
道を切り開きつづけるしかないけれども、
あきらめずに続けていたら
いずれ 道は開けて導きにあずかれるのかもしれない
・・・なんて、私個人的に、改めて励まされました><
それから、
現場の作業員の方達が、
日当、もしくは出来高での報酬で、
月給制ではなく、保証も全くない、
という状況での労働であったことに、
ものすごい違和感を感じた。
という話。
当時は、現場作業の方達は、みな50才以上の高齢であったし、
ずっとそれが当たり前でやってきているから・・・
・・・だったらしい。
だけど、湯浅さんは、それにものすごく納得がいかなかった。
「心の奥の奥の方で、納得がいかんと思ったんですょね。」
と、VTRの中でもおっしゃっていたが、
スタジオでは、
「自分は、森林組合の職員で、
正社員で、月給をもらい、保障もあるわけで、
その自分の給料と安定は、
そういう現場の人の犠牲の上にあるわけで、
他の人の犠牲の上に、
自分の安定した給料、立場があるということは
私は納得がいかない。
恥ずかしいじゃないですか。」
とおっしゃっているのを聞いて、
この人は、一見 普通のおっちゃん(失礼!)やけど、
やっぱり、プロフェッショナルに呼ばれる人くらいあって、
全国から、指導を請われる人であるくらいあって、
やはり ただ者ではない!!
指導を請いに来られた全国の森林組合の中でも、
湯浅さんが気になるところが一つ、
とおっしゃったところが、
和歌山県日高川町の 美山村森林組合 で、
和歌山在住のルーコラとしましては、
ちょっくら複雑で、
と同時に、「やっぱりな」 という気も・・・(汗)
湯浅さんが、結局和歌山まで見に来てくださったらしく、
現場の山を見、現場作業員の方々と話し、
事務所で話し合いをしたときに、
まず、現場作業員の方達を社員として、
月給制にし、社員として働いてもらうことが必要。
それによる、責任と覇気のアップは不可欠。
という話をしていたが、
事務所の女の方が、
なぜ今、先にそれなのか分かりません。
・・・などなどと、言われていた・・・。
で、結局、湯浅さんも、
納得のいかないことを無理矢理してもダメだから、
とそれ以上強くは言わなかったようだが・・・
私は、・・・和歌山県人として・・・かな~り複雑でした><
和歌山は、というか、田舎は、というか、
どこでもかもしれないのだけれども、、、
いや、とくに、和歌山県人にはその傾向が強いように思うのだが・・・
危機的な状況であるならなおさらのこと、
出来ることはなんでもやってみようじゃないかっ!
・・という気概はないのかっ!!
旧態依然で、
変革というものを、
その効用がどれほど大きいものであっても、
受け入れられないことが往々にしてあり・・・
せっかくのいいものも、必要な変革も、
苦労の果てに確実に見える未来の栄光(?)であっても、
受けいれられず、
それも明確な理由もなく、
ただ、今までそうだったから、というだけで
他に方法がないのであれば、
そのやり方で成功した前例があるのなら、
ダメもとでも、それに向かってとりあえず全力をつくしてみよう!
という気概すらない場合が多く
そんな危険な橋は渡れない、とか何とか言いながら
・・・結局、ジリ貧街道一直線、
みなでダメになっていくのを、
じーーーっと見ているだけ・・・
ということが パターン。
そういう県民性を嫌い、
松下電器創業者の 松下幸之助は、
若かかりし頃、がんばろうとしている自分に
応援をしてくれるどころか、足を引っ張っり、
そんな大それたこと、できるわけない!と言われるばかりだった和歌山をうとみ、
結局、大成功して、
松下を、世界の松下 にまで大きくした後も
一番苦しい時の、
成功する前の自分を助けてはくれなかった和歌山には
決して凱旋しなかったそうだ・・・。
和歌山県人よ、目を開こうではないかっ!!
・・・と、話がずれてしまったが・・・
後半、美山村森林組合の場面を見ながらは・・・
そういうことばかり考えてしまった・・・><
この、京都からわざわざ出向いて、見に来てアドバイスしてくださった湯浅さんの
労力と時間と心とが、
無駄にならなければいいのに・・・
でもあとは・・・ 美山村の森林組合の人たち次第なのだしな・・・
どうか、無駄にはならずに、
現場作業員の方達が
月給制、保障のある雇用形態で働けるように、
そうやって、組織全員の一体感や、責任感、覇気向上を図り、
コストダウンもしつつ、
赤字を克服して、
森林率70%で 「木の国」 とも言われる 「紀の国~紀州和歌山」 の
再生の先駆けとなりますように・・・。
そして、ついでに言いますと・・・
「もう死んでいる」
・・・と言われて久しい、和歌山県 全体の
再生、復活の思い、祈りもこめて
その先駆けとして、模範をしめせるように、
美山村森林組合の方々が、
目を開き、行動を起こせますように・・・
などと、大きく プロフェッショナルからずれるかもしれませんが
祈る次第でございます・・・。
プロフェッショナルとは・・・
「心の底から、その仕事に思い切って打ち込めるかどうか。
自分の命とかけるとか、人生をかけるとか、
そういうことをやっても、それで心の底が納得している人。
これがプロフェッショナルだというふうに思っています。」
湯浅勲