もともとお酒が激弱い私は、ビールグラス半分で「ゆでだこ」、日本酒は飲むと次の日「お岩さん」・・・状態なので、甘ーいジュースのようなカクテルでもまっ赤っか^^;
イタリア料理ブームの嵐が吹き荒れていたとき、
ムードのいいホテルのイタリアンレストランで、たまたま私にでも飲める、おいしいと思う「アスティ・スプマンテ」というマスカットで作ったスパークリング・ワイン(つまりシャンパン)に出会い、何年かはそればっかり飲んでました。(というか、それしか知らないし、それしか飲めなかった^^;)
マスカットから作ったもので、デザートワイン(デザートを食する時に一緒に飲むワイン)なんだそうです。←はマルティニというブランドのようですが、アスティでもブランドは他にもいろいろあるようで、飲んだ中では私はガンツィア のが一番好きでおいしいと思いました。
あるとき、ホテルレストランのお給仕の人に、
「お料理と一緒に飲まれるワインなら、甘くないものがいいですよ。
お料理の味が分からなくなってしまいますから・・・」と言われ、
「んーでもそんなこと言われたって、今まで飲んだことないし飲めないですょ・・・どれだと飲めるかも分かりりませんし。」と答えると、「これから少しずつ試されたらどうですか?^^」と言ってくださいました。
それからは、何がいいのかもわからないので、レストランの人に、「お酒が弱くて甘いのしか飲めない私のような人間でも、飲みやすくておいしい甘くないワインってありますか?」と聞いて、勧めてくれるもので値段的に折り合いがつくものを試していくことにしました。
白か赤か、どっちがどうとか全く分からない私でも、そのときどきに勧めてくれるものを飲んでいるうちに、だんだんに「これは好き」「これはゴム臭い・・・」「これはおいしい!」「これは薄くてなんか色水みたい」などと思うようになり、そのうち、「飲みやすさ重視より、このくらいにチャレンジされたらどうですか?」と言われたものの方がおいいしいと思うようになり、「口当たりがよく、女性でも飲みやすい」と勧めてくれるものは、「薄かったり若かったり、深みやパンチがない・白だとゴムくさい」と感じるようになりました。「そつはなく、誰にでもある程度受け入れられそうだけど、特においしい!というほどでもない」と。
一般的に、白の方が飲みやすい、とよく言われたのでそう思ってましたが・・・こういうの・・・私だけなのでしょうか・・・!?白は冷やしてるからか、飲むとお腹が冷えて(ぇ)、さらにすぐにカーッ!とアルコールがまわり、顔がカッカカッカして、少しすると頭がガンガンしてきて、その後寒気が襲ってくることが判明><
ですが、転機は初めてのイタリア旅行で訪れました。
4月1日の記事「イタリア渡航記①~概要~」に書いてますので、見ていただけたらと思いますが、2001年6月のことです。阪神航空のツアーで北イタリア~ローマの行程でしたが、
行く町行く町で、添乗員さんが、「ミラノは赤ワインの方が有名なので飲むなら赤がオススメです。ヴェネツィアは白ですね~。フィレンツェはキャンティで有名なくらいで赤ですね。ローマはどっちでも。私は、どこへいっても季節がいつでも、いつも「赤」ですけどね~。あ、イタリアでは、赤ワインは常温で飲むのですよ!冷蔵庫で冷やさないです。うだるような夏だと冷やす人もいるかもしれませんが。」と。
まぁ、おすすめだからとそのとおり飲んでみましょ~。
「イタリアは、レストランにはいると、まずミネラルウォーターとワインを頼んで、飲みながら料理を注文するんだけど、ワインの方が水より安かったりするんですょねー」との言葉のとおり、ホントにワインの方が安かった。といっても、有名銘柄のボトルで注文したワインはそうはいきませんが、そのお店のハウスワインで十分においしかったので、来たからにはと行く先々で飲んでみました。
一度、ヴェネツィアで、同じツアーの仲良くなったおじさまが、有名銘柄っぽい白をボトルで注文し、私たちにご馳走してくれたことがありました。ハウスワインよりおいしいはずなのに、「・・・・・」とは言えず、「おいしいですねー!」と言ったものの・・・ 「・・・・・」。
その後、フィレンツェに着き、ハウスワインの赤を飲んだとき、昨日の有名白よりずっとおいしいじゃないかー!と。単なる好みの問題でしょうが・・・そのときぐらいから赤のとりこになりました。
赤だと、カーッとなったり、カッカカッカしたり、頭ガンガンもその後の寒気もかなり穏やかなのです。じんわりじわじわ~~と酔いがまわるかんじです。(相変わらず顔は真っ赤ではありますが^^;)
帰国後、ヴェネツィアもよかったけど、アッシジとフィレンツェが一番気に入って帰ってきた私は、語学留学を検討。当時から体力に自信がなかった私は、アパート住まいして語学学校に通うより、語学の先生宅にステイして、午前中は語学の個人レッスン、あとはイタリア人の家族と生活を共にして、イタリア語しか通じない、どっぷりイタリア語まみれになる「ティーチャーズ・ホームレッスン」を選ぶことにしたのだが、アッシジにはその先生はいらっしゃらず、赤ワイン好きだし、キャンティワインにも興味あるからと、キャンティ地方の小さな田舎町の先生宅を選択。行く前に、ワイナリー、サラミ・ハム工場、チーズを作るところへの見学に行きたい、とのリクエストを出して。全部がOKの返事が戻ってきて、いざ出発!となりました。
フィレンツェから車で40分くらい。都会から離れてどんどん田舎道になっていく。まわりはなだらかな丘陵が広がり、オリーブ畑とブドウ畑。ときどき細長い「糸杉」の木がパラパラと見えるトスカーナの典型的な風景が続く。「糸杉があるところは、なにがあるところか知ってる?」と聞かれ・・・「ん?なんだろ?」「墓地だよ。」と答えられ・・・「がーーん」
キャンティワインというと、ビンが網網のカゴに入ったみたいなので、下戸ながら名前と姿ぐらい知っていたが、出発前に、たまたま近所のスーパーで「キャンティ」と書かれたイタリア輸入ワインを見つけて購入し、家で飲んで「オェーーーー _| ̄|○ 」。 その話を大阪のイタリア語学校のヴェネツィア出身のイタリア人先生に言うと、「いくらだったの?」「880円!」「そりゃーアカンでしょ。日本で売ってるイタリアワインは、まぁ千円を超えてたら だいたいいけるけどね。」と言われ・・・そんなの先にゆってよ! って^^;
まぁそんなかんじで、一抹の不安を抱えたまま、キャンティに到着。
ランチからワインを飲むのですが、昼も夜も でてくるのは 樽から灯油を買うようにポリタンクに大量に買ってきてあるキャンティの赤。イタリア人いわく、「ワインはアルコールではない!」 ・・・だから昼から飲んで、またバイクや車でお仕事に行くのですか・・・ _| ̄|○
普段飲むのはその「テーブルワイン」だが、それでも十分においしい!キャンティは、コクと深み、パンチがあり、ちょっと苦くて、飲んだ後に渋みが喉に残るような・・・。 それが、塩気の多いサラミや生ハムをのせたパン(トスカーナの塩なしパン)や、トスカーナの豆料理の煮込んだのや、トリッパ(牛の胃袋を何日間も煮込んでやわらかくしたもの)にとてもよく合う!
そのあたりは、キャンティワインでも、ガッロ・ネッロ(黒い雄鶏の意味)という銘柄(ブランド?・・・そのあたりよく分かりません><)というワインを作る地方だったらしく、見学に行ったワイナリーの玄関横に大きなガッロ・ネッロの銅像(?)のようなものがあり、あちこちにステッカーが貼られ、ワインのボトルにもそのデザインロゴのステッカーが貼ってありました。←そのワイナリーの直売所で買ってきたワインのラベル。上が「CLEMENTE VII CHIANTI CLASSICO RISERVA」(キャンティ・クラッシコ・リゼルバ)、下がリゼルバではないもの。
リゼルバ、ってリゼルバでないのより、熟成期間が何年か長いものなのですって。お値段もリゼルバの方がお高いです。
家から車で20分ほどのところに、グレーベ・イン・キャンティという名前の小さな街があり、とってもかわいらしい素敵な街でしたが、その街の真ん中に、ガッロ・ネッロのロゴグッズを売るお店がありました。そこで購入したのが↓左の壁かけ(直径16cm)。その街のジュエリーショップで手作りの置物が置いてあったのが↓の右(直径8cm)。これはずっしり重さがあります。


4回目の渡伊でフィレンツェを訪れたとき、トリッパを食べさせる屋台がでていて、その屋台の壁にガッロ・ネッロのステッカーを見つけたときには、とってもうれしくなりました^^ (トリッパとガッロ・ネッロを食してとてもおいしかったんだけど・・・日本からの長旅での到着の次の日で、胃袋もまだ元気でなかったからか・・・そのあと気分悪くなって起きれなくなってしまったのはナイショです><(ぇ) ・・・トリッパって消化悪かったのですね;;(後から考えたら当たり前や><)
2度目の渡伊(初めてのステイ)からの帰国後、それはいつ、どこでだったのか今は定かではないのですが・・・ たぶん、和歌山の行きつけのご夫婦でされているトラットリア(イタリアンレストランより大衆的)で、赤のオススメを聞いて飲んだときだと思いますが、
「モンテプルチャーノ」との出会いがありました。
モンテプルチャーノとは、トスカーナ地方、フィレンツェやキャンティよりは下(南)の方にある、小さな町の名前ですが、そこで作られているワインのようです。「AVIGNONESI Vino Nobile di Montepulciano」と書かれたラベルが↓の画像上ですが、アヴィニョネージ とはブランド名でしょうか? 「ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチャーノ」 とは、「モンテプルチャーノの高貴な(気高い)ワイン」の意味。名前も高貴ですが、味も高貴でした! 私はソムリエでもないし、それほど沢山の種類のワインを飲んだわけでもないので、ウンチク言うには知識と経験がおぼつかないのですが・・・ それまでキャンティ・クラシコ・リゼルバの赤が最高だと思っていた私にとって、目からうろこでございました。キャンティのもつコクと深みとパンチはそのままに(少しは弱いかもしれません)、なんていうか・・・ うーーん なんて言えばいいのだろう・・・ キャンティよりさっぱりしてて、香り高いというか・・・若草の香りがあるというか・・・コクやパンチはあるけれども、透明度が高い味というか・・・バランスがとれてるとでもいうのでしょうか・・・ (素人のヘタな説明ですみません><)
名前のとおり、「高貴な・気高い」味だと思いましたです!
それからは、他のを勧められて飲んだとしても、現時点ではこの私の中の1位は不動のものとなっております。でもまだまだ飲んだこともないワインの方が多いので、いつ1位から転落するかわかりませんが^^;
もうひとつ、東京のイタリアンレストランで飲んだ「モンテプルチャーノ・ダブルッツォ」(↑画像下)もおいしかったです^^
最近は、モンテプルチャーノか、おいてない場合は、モンテプルチャーノが好きなんですけど、そんなかんじの赤ワインはどれですか?と聞いて飲むようにしています。
最近ですが、また近所のスーパーで700円でモンテプルチャーノを発見!(モンテプルチャーノが和歌山の田舎のスーパーにあること自体がめずらしくて飛びついたのです)
←コレですが・・・ 味は「・・・・・」。前にイタリア人先生に言われているのに学習機能のないヤツ・・・1000円以下はダメなんですってばーーーーー
・・・・・今は 飲むのはあきらめて・・・もっぱらお料理に使っておりますです、ハイ。
これは多分もう4,5年前だと思いますが、またまた近所スーパーで「CHIANTI」とだけ書かれたのを見つけました。1100円か1200円くらいだったと思いますが・・・千円超えてるから大丈夫かな?と思い購入。 これは・・・おいしかったです! お正月の親戚の集まりに持っていったのですが、みな(子供とお年を召した方々は除く)おいしいと言ってくれました!ラベルにD.O.C.Gと記載があり、首にピンクの帯(イタリアワインのD.O.C.G.とD.O.Cにだけ付けられている)がついていたから、さすが伊達な認定ではないんだな~と感心。
4度目の渡伊(2度目のステイ)で、一度目とは違うご家庭にも1週間お世話になったのですが、その家では白ワインがメインで(ご夫婦がお好きだったのでしょう)、個人で家で白ワインを作っていらっしゃいました。
その年のワインはまだできていなかったので、前の年のを飲ませてもらい・・・
「どう?」と聞かれたとき・・・・・ うにゃーーー>< やっぱり私は赤でないとダメだし・・・赤の方が好きだから・・・ とかなんとかとも言えないし・・・ ホントこれは、好みの問題ですね>< 私の顔を見ていて・・・がっかりした顔をなさったご夫婦・・・うわーーん! ごめんなさい;;
そういえば、先にでてきた 千円以上のでないととおっしゃったヴェネツィア人先生とお食事に行ったとき、「赤が好きなので赤にします!」って言ったのに、「牛肉には赤やろうけど、スパゲティに赤はアカンわ~(シャレではありません><) ピノ・グリージョ!これおいしいで!これ飲んでみ!」と流暢な日本語、いえ、関西弁で勧められて・・・ その先生は「うー!やっぱヴェネトの白はサイコーやー!」とご機嫌でいらっしゃいましたが・・・ そのときも「どぉ?おいしいやろ?」と聞かれて・・・・・ うにゃーーーーーー>< うわーーん! ・・・・・またイタリア人をがっかりさせてしまいました;; だって・・・おいしいと思わないものを、「おいしい」とは・・・言えるけど・・・顔が・・・おいしくないって言ってしまってるみたいなんですもん・・・;; 好みの問題なんだから・・・許してくださいですょ・・・。
気を取り直して・・・ それ以外でもツアー旅行のときに 勝手に出てくるワインや、おすすめワインを飲みましたが、味については、オェーーー! も おいしい! も 実は記憶にございません。特にすんばらしくおいしいとも思わず、特にオェーーー!とも思わなかったんだと思います。
2度のツアーで 2度ともナポリ・ポンペイに行ったのですが、ツアーに組み込まれたランチに2度とも同じ食堂(っぽいところ)に入り、「LACRYMA CHRISTI DEL VESUVIO」 っていうワインが出てきました。「ラクリマ クリスティ デル ヴェスヴィオ」 とは 「ヴェスヴィオのキリストの涙」の意味。ヴェスヴィオとは、ポンペイ近くにある火山の名前ですね。ローマ帝国時代に噴火して一帯を灰に埋めてしまったという。このワインも、味については特に記憶がないので、そこそこおいしくて問題なく飲めたんだと思います。1回目のときに白を頼み、2回目は赤にして、2回とも空ビンをもらってきて、現在インテリアとして飾っているのです^^ ハーフだったので、持ち帰りやすかったから。
さて・・・長くなってしまいましたが、私のイタリアワイン紀行は・・・こんなものですが・・・(↑画像はクリックすると拡大します)
家でお料理に使うには、カルロ・ロッシ(オーストラリアかカルフォルニアのワイン)だったりしますが、私はイタリアワインのことしか分かりません>< といっても、あくまで、飲んでみて気に入ったものだけしか知らないので、ほんの一部です><
フランスワインについては、一度インテリアショップがお客さん集めにソムリエ講師を呼んでする「ワイン講座」なるものに行ったときに、ボルドーとブルゴーニュの特徴の説明があり、飲み比べをしたことがあるのですが・・・どっちがどっちだったか忘れてしまいました>< たぶん、ボルドーの方がコクとパンチがあって私は好き、と言ったような気がするのですが・・・うろ覚えです^^;
あ!イタリア・ミラノの 「バローロ」 おいしいと有名ですが、まだ飲む機会に恵まれたことがないので、一度飲んでみたいです!
スペインワインにも 次は挑戦してみないとな~~~~~^^v
ガッロ・ネッロではなさそう(?)ですが、キャンティ・クラシコを発見しました。
ガッロ・ネッロと比べてどうなのか、近いうちに試してみようっと^^

エノテカオンラインさんでは、モンテプルチャーノの扱いはないようですが(見つけられなかっただけかも・・・もしあるならごめんなさい><)・・・扱ってもらえるようになるとうれしいな♪


